SLポールの使用方法
1.作業準備
●ストッパナットの位置の調整
●枠組材建地の太さ(Φ42.7~46)に合わせ、調節が可能です。
2.SLポール
① 地盤上で、SLポール(3本)に親綱をロープガイド金具に取付ける。
●緊張器の右・左は、作業の状況を考えて。
●取付け(盛替え)作業は、枠組足場を組立てる(解体作業時も)下の層で行う。
●3層目からの盛替え・解体作業は、最大4スパン。5層目以上は、最大8スパン。
●SLポールの取付けは、上層の布板を取付ける前に行う。
② SLポールの株を枠組部材建地にはめ込みクランプ金具を枠組材の水平部に乗せる。
③ クランプ金具のフックにストッパナットを掛けてレバーを引く。(安全ピンがロック状態になる。)
(注)取り外し時は、安全ピンを上部に引き上げてから、レバーを引く。
3.親綱の取付け(固定・緊張)
① 親綱の両端のフックを、組立てる下の層で、頂部の枠組材水平部に取付ける。
② 親綱の両端のフックを取り付けたら、ロープをある程度『手』で引張り、その後、緊張器を使い『きちん』と張る。
レンチまたはシノウを用いて、矢印(←)の方向に回転させて親綱を緊張してください。
4.SLポールの盛替え…組立ての終わった後で
① 枠組の組立が終わったら緊張器で親綱を『ゆるめる』。
② 足元の親綱フックを外し、SLポールを外す。
●取付けの逆の手順で行う。
③ SLポールを上部の枠組材に取付ける。
④ SLポールの取付けが完了したら、親綱フックを水平材に掛け親綱を緊張する。シノウなどを開放孔に差し込んで押爪を起こしてください。